今回は、Paintnote EDIを発注側でご利用いただいている大下興業 工事部長の岸田健太郎さんにインタビューさせていただきました!
当社は私の父親がはじめた会社であり、創業してからおおよそ33年になります。エリアとしては埼玉県の吉川市・八潮市・草加市をメインにしつつも、基本的に仕事があればどこでも行くというスタンスをとっており、例えば福島県や静岡県の下田市などにも伺いました。
現在は代表に加えて職人が5名の計6名の会社でして、戸建ての塗り替えを中心にお仕事をさせていただいています。代表は「The 職人」という感じの人間でして、積極的に営業をしているわけではないのですが、これまでのつながりやご縁もありお仕事をご紹介いただいております。
他の塗装屋よりも材料に強い点が当社の強みです。
基本的に私たち塗装屋は「材料のマイスター」ではなく「施工のマイスター」なので、実は材料のことを完全に熟知しているわけではありません。
当社とお世話になっている塗料販売店さんとは先代からの長年のお付き合いでして、非常に距離が近く、単なる売り手と買い手のような関係性ではなく、パートナー的な関係性で仲良くやらせていただいております。 そういった関係性があるからこそ、例えわからないことがあっても、「材料のマイスター」である販売店さんにどう対応するべきかなどの相談を結構ストレートにできています。例えば、初めて扱う材料を使う時はわかりやすく特徴や塗り方などを教えてもらえますし、イレギュラーや困った時にはすぐに相談してアドバイスをいただいております。
そうやって「施工のマイスター」である私たちが「材料のマイスター」である販売店さんの持つ深い知識を近い距離で吸収させていただいているからこそ、お客様にご納得いただける説明や仕上がりを提供できているのかと思います。
時代に沿っているのでとても良いと思います。
販売店さんからPaintnote EDIを紹介された時は、その場でユーザー登録をし、すぐに使い始めました。
それまでは基本的に電話での注文だったのですが、電話だと色や艶の聞き間違いなど、どうしてもヒューマンエラーというものが発生します。 人間なのでたまに間違えてしまうのは仕方ないことなのですが、Paintnote EDIで注文をすればそういったエラーが少なくなるのは非常に良いですね。たとえエラーが起きてしまったとしても、Paintnote EDI上に完全に証拠として残っているので、責任の所在がわかるようになると思います。
また、販売店さんと距離が近いとはいえ、基本的に電話する時は「忙しいところ悪いな」と思っているので、こういった注文方法があるのは助かっています。
Paintnote EDIでの注文と従来通り電話での注文が今は大体半々くらいの割合ですね。
例えば初めて使う材料を新規で注文する時などは、注文と同時に使い方なども一緒に教えてほしいので電話をかけます。あとは「明日の◯時に使いたいのですが間に合いますか?」など納期を最短で知りたい時は電話で注文をしますね。
それ以外の場合、例えば余裕をもってまとめて注文する時や使い慣れた材料の場合はPaintnote EDIで注文をしています。
Paintnote EDIで注文した材料に関しては「注文履歴」で納期回答も確認できるのですが、そういった使い分けをしていることもあり、EDI注文の材料については、基本的に納期に余裕があるのでそこまで細めに確認はしていません。もしイレギュラー的に納期が遅くなってしまう場合は、これまで通り電話等でご連絡をくれますので安心して利用しています。
最初の頃は「新規注文」から探して注文することが多かったのですが、最近は担当の方が「いつものリスト」をかなり充実させてくれたので、「いつもの注文」をメインに利用していますね。
今は私ともう1人同い年の職人の計2名がEDIで注文をしています。以前は、電話だと重複発注してしまう可能性があったので基本的に私1人が注文を担当していましたが、Paintnote EDIだと他担当者の注文情報も確認できるので今では2人で分担しています。
今の時点で割と満足しているのが本音なのであまりないのですが…笑。更に使いやすくなってくれれば助かりますし私はもっと利用します。
特に新規注文の画面は、画面上の情報量が多くて探すのに苦労したり、文字入力欄もちょっとした慣れが必要な部分があるので、もっと直感的にどこに何を打ち込めばいいかが楽に把握できるような感じになればより良いですね。
あとは現状だとブラウザでの利用のみだと思いますが、そのうちアプリ化してくれたら嬉しいですね。こないだLINE連携で通知を送ってくれるという新機能が追加されたのはすごくいいなと思うんですが、アプリになれば更に通知やログインの面で利便性が向上すると思います。
当社の代表は「今の会社を100年続く会社にしたい」と言っており、私もそれを目指しています。
また、私個人としては「あまり職人っぽくない会社」を作りたいと考えています。
ニッカポッカを履いて「THE 職人」というのはちょっと時代にそぐわないような気もしますので、お客様にとって親しみやすい、そんな職人が集まる会社にしていきたいです。
どうしても私たちの職業はやや親しみづらいといったイメージをもたれていることも多いと思いますので、そういったイメージを払拭していけたらなと思います。
詳細機能や導入に関してなど
Paintnote EDI, Paintnoteが3分でわかる