今回は、Paintnote EDIを発注側でご利用いただいている株式会社ナルセ塗装工業 代表取締役社長の成瀬亮太さんにインタビューさせていただきました!
弊社は、埼玉県南を中心に塗装・防水工事を行って32年になります。お客様に納得のゆくプランとサービス、何よりも慶んでいただける仕事を行うことに励んでおります。
弊社は私の父である先代が1985年に創業した会社になりまして、2年ほど前に私が代表に就任しました。
私自身の経歴をお伝えすると、10年ほど塗装職人として経験を積み、その後は弊社の事業に参画し、営業や管理の仕事と一通りの仕事を経験してきました。
弊社の特徴としては、塗装工事に限らず、防水工事やタイルの張替え等、建物全般の改修工事を承っている点が挙げられるかなと思います。先代の時代から、工事の元請け会社として総合的な改修工事を請け負うというスタイルで実績を積み上げてきましたが、私が代表に就任してからは、年々請け負う案件の規模も大きくなっており、公共工事のご依頼も増えてきております。
また弊社の強みは、大手の品質を安心の価格で提供できることや、これまでの工事実績をもとにお客様に最善のプランをご提案できていることだと思います。創業より、個人様・企業様問わず様々な改修工事に携わってきましたので、豊富な実績やノウハウから最善のご提案をしています。
案件の大小関わらず、お客様が不明確な状態でご契約、工事着手することがないよう、ご納得いただけるまで説明することを徹底しています。
前項でお話した弊社の強みである「大手の品質を安心の価格で提供すること」「お客様に最善のプランをご提案すること」をさらに高めるためには、技術はもとより「知識をつけること」や「マナーの向上」が大事だと常々思っています。
そういった考えもあり、弊社では「施工技術・マナー等の向上」を目的に定期的な社内研修を続けております。
我々の技術は、製品の改良と共に日々進化し続けております。私自身が新しいものにすごく興味がある性格ということもありますが、スタッフ一同新たな技術・知識習得に努めており、幅広い施工法の提案ができることを目指しています。直近ですと、例えば、環境への配慮や省エネ塗装(光熱費等削減、夏の極暑・冬の寒さ対策の遮熱塗装など)をはじめとする施工法をご提案しておりますが、お客様の関心やニーズも高く、ご利用者数も増えてきております。 私はよく社員に「腕の技術だけでなく、知識をつけよう」と言っています。私も職人を10年やっていたからわかるのですが、腕の技術は練習や場数を踏んでいけばある程度身についていきます。ただ、知識は自分から取りに行こうと思わない限り蓄積していきません。当業界の職人さんには、塗る技術は持っていても「ここに何を塗るべきか・何を塗ったら最善なのか」などを頭で理解できていない方が多くいらっしゃると思います。弊社には様々な改修工事に携われるチャンスがありますので、是非スタッフには自発的に学び、頭一つ以上飛び抜けた技術者になっていってほしいなと思っています。
また当然といえば当然ですが、ご依頼主様に不快な思いをさせないようマナー教育を最重要事項としています。改修工事はお客様が住んでいることが前提になりますので、挨拶然り、居住者への配慮が非常に重要です。有り難いことに、弊社にはリピートしてくれるお客様・紹介をくださるお客様がたくさんいらっしゃいます。当たり前のことではありますが、創業よりこういったマナーの部分を大切にしてきたことが、弊社の価値につながっていると思います。
最初に、販売店さんから「こんなサービスがありますが、どう思いますか?」と聞かれた時は、直感的に明らかに自分の利便性が高まる絵がイメージできたので、「やった方がいいですよ!自分は使います!」と即答したのを覚えています(笑) 特に「いつでも・どこでも注文履歴を見れる」「現場ごとに管理できる」という点に魅力を感じましたね。
実際に使ってみての感想ですが、やっぱり当初の読み通り「注文履歴を現場ごとに確認できる」という点が本当に重宝しています。さらに「注文履歴からの再注文」が簡単にできる点も良かったですね。
EDIを利用する前は、出先でどうしてもその現場で使った材料や色を知りたい時は、会社や販売店さんに電話して確認せざるを得ませんでした。複数の現場を同時に担当することが常なので、特に「色はなんだっけ?」を確認したい機会は多いですね。大体頭には入ってますが、正確な番号までは自信がないときもありますので助かっています。
また、大規模現場を担当していることもあり「注文履歴からの再注文」は高頻度で活用しています。注文履歴を現場ごとで絞って、数量を変更してカートに入れるだけの簡単作業ですし、色などの誤発注の防止効果もありますので便利だと思います。
私はPCとスマホの両方を使っています。出先にいることが多いですが、会社にいる時はPC、出先ではスマホと使い分けており、私の他にもう1名がEDIを利用して発注しています。
活用方法とすると、前述の通り追加注文が多いので「注文履歴からの再注文」をメインで使っています。また「注文履歴の確認」をする機会も非常に多いです。基本的に発注は私が一括で手配していることもあり、現場スタッフから「◯◯はいつ頃届きますか?」とか「今日は何缶くらい入りますか?」と質問されることも多々あります。出先でも確認できるようになったことで、現場スタッフへの回答も迅速になりましたし、「この前◯缶入れているから、そろそろ◯缶入れますね。」といった回答もその場でできるようになったことは利便性を感じます。
また、私は管理者として、自分の担当現場だけでなく、社内全体の発注状況等も把握しておく必要がありますので、自分の担当以外の注文履歴も簡単に把握できるのはいいと思っています。最終的に出荷証明書を依頼する際などの突合作業にも活用しています。
私の活用方法は上記の通りですが、経験の浅い社員にとっては「いつものリスト」の活用も利便性が高いのではないでしょうか。私は職人もやっていたこともあり、材料名とかも割と熟知しているのでそこまで活用はしていないですが、経験の浅い社員であれば「いつものリスト」に汎用的に頼む材料を入れておき、すぐにわかる状況にしておくというのは有効かもしれないですね。
正直、機能面に関しては現状すでに満足感があるので、そこまで求めることはないですね(笑)
強いて言うのであれば、細かい部分の使用感をより高めてもらえると嬉しいと思うくらいですかね。 例えば、塗料を検索する場合は、1つのシリーズでも入り目・色・艶の組み合わせが多岐に渡るのが塗料の特性なので仕方がない部分もありますが、検索にヒットしたたくさんの商品の中から該当の商品を探していく作業にはやや煩わしさは感じます。細かい部分ですが、入り目や艶は選択肢から選び、逆に色名は直接手入力してしまった方が早いかなと実際に使ってみて感じているので、このあたりが改善されていけば、材料の知識がまだ少ないような方も使いやすくなるのではないでしょうか。 Paintnoteさんもちょうど発注側の利便性向上に力を入れているということなので、今後の使用感向上には期待しています。
「本当に塗装屋さんなんですか?」と思われるような雰囲気の会社にしていきたいなと思っています。
オフィスの雰囲気でいえば、例えばIT企業のオフィスのようにちょっと小洒落ていてオフィス感のないリラックスできる雰囲気にしていけたらいいなと思っています。さらに、お客様向けだけでなく、社員用のリフレッシュルーム的なものも作れたらより社員のモチベーション向上やコミュニケーション活性化につながるかなと考えています。
また事業面でいえば、もっと仕事のボリュームや幅を広げていきたいなと思っております。そのためには社員1人1人のレベルアップだけでなく、もっと社員数を増やしていく必要がありますので、より人材育成に力を入れて社員の成長とともに事業規模も拡大していきたいと考えています。
ナルセ塗装工業を通じ、どんどん成長していってほしいと思っているので、やる気がある人材が集まってくるような会社にしていけたらと思っています。
詳細機能や導入に関してなど
Paintnote EDI, Paintnoteが3分でわかる